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職務経歴書でありがちな間違い7選

これまでの仕事で身につけたスキルや、仕事に活かせる経験を記載する「職務経歴書」。採用担当者へ「自分を採用するとお得ですよ!」と、アピールするのに絶好の役割を持つ書類です。

この記事では、職務経歴書でありがちな間違い7選をご紹介。「是非一緒に働きましょう!」と言われる書類になっているか、もう一度その仕上がりを確認してみてくださいね!

1 職務経歴書でありがちな間違い7選

1.  書類の形式は、自分のキャリアにあっていますか?

職務経歴書の書き方には、主に3つの形式があります。

編年体形式

時系列で経験した企業や仕事の内容について記載する形式。履歴書と照らし合わせながら経歴が確認できるため、「どんな過程を経て、仕事の経験を積んだのか」を分かりやすく伝えることができます。特に、異動や転職の経験が少ない方にオススメの形式です。

逆編年体形式

最新の仕事内容から、時系列を遡って記載する形式。直近の職場での経歴やスキルをアピールしたい場合に有効です。特に、同業種への転職の場合は、直近の仕事実績を伝える事で、即戦力として期待を持っていただける場合もあるでしょう。

キャリア形式

経験を時系列ではなく、仕事内容別で記載する形式。専門スキルや仕事内容を項目で書くことが可能なため、自分がアピールしたい経験やスキルを分かりやすく伝えることができます。転職回数が多い方や、専門的なスキルがある方にオススメの形式です。

上記を参考に、ご自身のキャリアが一番伝わりやすい形式を選んでみてくださいね。
また、書類はA4用紙1〜2枚程度の内容におさめ、要点を絞って記載を!

2.   応募職種に合わせたアピール内容になっていますか?

職務経歴書は「求めている人材とマッチしているか」をチェックする書類。つまり、自分のこれまでの経験やスキルの中から、「企業にもっとも響くポイント」をアピールすることが大切です。

例えば、営業職歴1年+事務職歴10年の人が、営業職に転職したい場合。
長く経験を積んだ事務職での実績を書きたくなるところですが、この場合は、1年間の営業職での経験に重きをおく方が、企業に響くアピールになる可能性が高いでしょう。

なぜなら、「事務職歴10年で、簿記も秘書検定の資格も持っています。」と事務職での実績を伝えても、営業職ではそこまで重要なスキルと見なされず、アピールとして弱いと捉えられてしまうからです。

たとえ1年の経験でも、「営業職として、年間成約件数を20件から50件へと伸ばした実績があります。」など、営業職として即戦力になってくれそうだな、と感じてもらえる経験の方が有効です。

上記はあくまで例ですが、応募企業へのアピールポイントは、「その企業がほしいと感じているスキルや経験を、自分が持っている」ということに絞って書いていくと良いでしょう。

誰が見る書類なのか?この書類で何を伝えないといけないのか?そういった視点が、書いているうちにズレないよう、書くことと書かないことを整理してみるのもオススメです。

企業にとっての「お得感」ってどうやって分かるの?など、もっと知りたい方はこちらの記事も参考に!

3.   手書きとパソコン、どちらで記入すべきか迷っていませんか?

書き直し・書き足しが簡単にできるパソコンでの作成がオススメです!

手書きの書類でも問題ありませんが、その場合は、一度書いた書類をコピーをして再利用することはできません。複数の企業に送る場合もあるため、パソコンで作成する方が書類作成の手間を軽減できるでしょう。

ただし、書き方や書類が指定されている場合は、指定通りの方法で作成しましょう。

4.   経歴概略は、簡潔に分かりやすく書けていますか?

自身の職歴を短い文章でまとめたもので、一般的に職務経歴書の冒頭に記載します。書類の導入部分にあたるため、この項目を読むだけで経歴やスキルの概要が伝わるよう、工夫が必要です。

文章は5行以内を目安に、簡潔な文章で自身をアピールしましょう。募集職種の中で活かせそうな経験やスキルなど、企業に興味を持っていただけそうな要素を散りばめると、書類の掴みがグッとよくなるでしょう。

5.   自身の経験を、具体的に・前向きな表現で書けていますか?

経験した仕事内容や、力を入れて取り組んだことは、曖昧な表現を避け、できるだけ具体的に書きましょう。「◯%達成」など、成果に数字を盛り込むとより具体性が増します。

過去の職場で頑張ったこと・乗り越えたことなどを書く際は、後ろ向きな表現にならないよう要注意。どのように対処し、どんなカタチで成長や成果に繋げたのか、前向きな表現を心がけてみてください!

6.   退職理由も、アピール材料にできていますか?

履歴書と異なり、職務経歴書は基本的に退職理由を書く必要はありません。

しかし、「新しい環境でスキルを発揮し、チャレンジしたい」などの、前向きで応募企業にとってプラスの印象になる理由であれば、退職理由をアピールの材料にすることができます。

前職への不満がある場合は、それをそのままに退職理由として伝えることで、マイナスな印象を与える場合があります。退職理由をあえて書く場合はポジティブな理由に変換を!

7.  持っている資格をすべて記載していませんか?

まずは、希望職種に関連のあるものを優先して書きましょう。
その他の資格を持っている場合は、応募先企業にアピールできる資格(取得する過程においてあなたの人となりや成長できたことなどを説明できる資格)を書く
ことで、あなたの活躍に期待を持ってもらいやすくなります。

また、過去に語学やパソコンなどの講座受講の経験がある場合や、現在資格を持っていなくとも取得に向けて学んでいる資格等がある場合は、その旨を記載して意欲を示すことも有効です。

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3 まとめ

職務経歴書を通じてあなたの魅力をアピールするために、まずは「読み手の気持ち」になることが大切です。

書類を見た時に「この人に会ってみたいな!」と思われる書類になっているか、企業の視点も意識することで、よりあなたの経歴をアピールできる職務経歴書が書けるはず。

みなさんの魅力や想いが、きちんと企業に届くよう応援しています!

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