環境を変えたい、自分を変えたい。
そうは思っていても、ひとりでもやもやと悩んでしまい、
なかなかアクションを起こせないことも多いもの。
働くことにまつわる悩み・迷いを、
キャリアを切り開いてきたカリスマ講師が解きほぐします。
※この記事は2022年7月に開催された「カリスマキャリア相談室」イベント内でのお悩み・回答を一部抜粋しています。
今回の相談に答えてくれたのは…
松尾 恵梨子さん
SHE株式会社 執行役員 VPofHR/プロコーチ
1989年生まれ。中央大学経済学部卒業。大学在学中に公認会計士試験に合格。2014年新日本有限責任監査法人入社。会計監査業務に従事。激しいミスマッチで2年でジョブチェンジを決意。2016年にリクルートキャリア新卒メディア事業部総合企画部にて大手企業向けのコンサル営業に従事。2020年にはSHE株式会社入社。コミュニティマネージャーやコーチングリードを経て、11月よりHRマネージャー。2022年に4月執行役員就任。
お悩み
松尾さんの回答
私はSHE株式会社では人事として勤めていますが、前職でも他社の採用基準をつくるお手伝いをしていました。なので、様々な企業の基準を見てきましたが、やっぱり各社で全く異なります。
ただ、それらの基準がどうやって作られるのかというと、その会社の業務内容・組織体制の中で、「どんな方だと活躍できるか」を導き出して作られている事が多いです。
各社の採用ページなどにある「求める人物像」という項目が、まさにその基準。そして、併せてよく掲載されている「社員のインタビュー」には、大体「求める人物像」を体現したような社員の方が載っているはずです。なので、会社ごとに見ているポイントは違うとお伝えしましたが、それらを見ると各社の基準が見えてくると思います。
また、説明会などをやっている会社もあるので、人事に直接「採用で大事にしていること」を聞いてみるのも良いですね。
あとは面接などを行う際に、「自分の弱み」や「前職でのネガティブな経験」を自身がどう捉えているのかについては、どの会社も共通して見ているように感じます。
例えば、前職の退職理由がポジティブな理由では無かった場合。それを会社のせいにするのか、それとも自分が改善できる点を分析し、次に活かそうとしているのか。どちらの回答になるかで、大きく印象が変わりますよね。どんな経験も自分の武器にして、話せると良いと思います。
ポイント
各社の採用ページなどにある「求める人物像」や「社員のインタビュー」は、各社の採用基準を知る手がかりになるかもしれません。どんな方がその会社で活躍しているのか調べてみましょう。
どんな経験も自分の武器に!伝え方1つで、自分がネガティブに感じている経歴や経験も、相手にポジティブな印象を与える材料に変えられるかもしれません。
この記事は「カリスマキャリア相談室」イベント内でのお悩み・回答を一部抜粋しています。
ほかにも「ライフステージごとの変化」「職場環境は悪くないけど、やりたい仕事がない」などのオナ悩みにも答えています。気になる方は、ぜひ本編(アーカイブ動画)をご覧ください。